スキューバのゲージの単位はmetric(メトリック) と imperial(インペリアル) に分かれています。
日本では、metric(メトリック)がほとんどですが、海外に出ると普通にimperial(インペリアル) のゲージにお目にかかります。
潜り初めの満タンが200、100で半分、50そこそこならいよいよ空気少ない…という感覚が身についていると思います。
psi表示の1000単位の残圧計をみせられてもどのくらい残ってるのかすぐにはピンとこないでしょう。
psiはパウンドスクエアインチの略です。(なんじゃらほい)
ところで、kg/㎠単位の残圧計をお持ちではないでしょうか?(自分買い替え前のはkg/㎠でした)
最近はmetric(メトリック) 表示の残圧計はBar単位が多いです。
じゃあ、kg/㎠とBarはどう違うの?
1kg/㎠=98.07kPa=0.9807bar → 1kg/㎠≒100kPa≒1bar
故に、1kg/㎠=1bar と考えていいんじゃないかと。だから、古いkg/㎠表示がBar表示に換算無しで単位だけすり替わったと考えてよいでしょう。200kg/㎠ → 200Bar という風に。
PSI とBarの換算ですが、一応、14.7PSI = 1 Bar。
おーざっぱーですが、ダイビングの残圧関係は、
3000PSI=200Bar
1500PSI=100Bar
750PSI=50Bar
30Feet=9m
40Feet=12m
50Feet=15m
60Feet=18m
70Feet=21m
80Feet=24m
90Feet=27m
とこんな感じでしょうか。
海外だとFeetでブリーフィングするのがホント困る。非常にややこしい!!というか分からん!
なぜ統一しないのか!(今更feetに統一されても困るが)
アメリカ・イギリスは imperial(インペリアル) が主なので、感覚的に imperial(インペリアル)が優勢なのか?と感じるかもしれませんが、ダイビングに限らず世界的にはimperial(インペリアル)単位の方がゆっくりではありますが減退しているらしいです。
海外ではPSIゲージの人と即席バディを組むことになる可能性が大いにあると思います。相手の空気は1500で半分、750でいよいよ空気少ない…と覚えておきましょう。
深度はまあ自分のゲージ、コンピューターがあるから一緒に行動してる限り問題ないですね。
というか、Feet単位の深度計は不意に見せられてもアセるので見たくないw 60と出てても、60Feetは18mですから・・・
さて、両方の単位に精通しているのがベターなのは間違いないですが、海外通販で買う時やっぱり日本人たるもの使い慣れてるメトリック(Bar)表示でいきたいじゃありませんか?
しかし、海外の器材通販サイト、ゲージのコーナーでは平気で混ざり合ってますので、選ぶときには目を皿のようにして間違いなくチョイスしてください。
【残圧計】
metric(メトリック) →単位:Bar (ほとんどの日本人はこっち)
imperial(インペリアル) →単位:psi
【深度計】
metric(メトリック) →単位:m (ほとんどの日本人はこっち)
imperial(インペリアル) →単位:feet
画像でぱっと見わかると思いますが、なんと写真はbarなのに、スペックはpsiというモノがありました!
ちゃんと、metricとかbarとかタイトルやスペック表に書いてあるのを確認して選びましょう。
深度計:m
残圧計:bar
深度計:feet
残圧計:psi